アメリカのマジシャンラリー・ジェニングスの作品、アウトスタンディング トライアンフのマイバージョン動画を撮ったので紹介します。
トライアンフとはダイ・バーノンというとても有名なマジシャンが考えたカードマジックではとても有名なマジックなのですがこのラリー・ジェニングスはそのダイ・バーノンの弟子にあたります。
元はテーブル上で演るのですがこれは立って出来るようになってます。
とても有名なGoodwin / Jennings Displayというのを使います。
ジェニングスのオリジナルは結構難しいと言うかスマートでは無いのですが今回の私のバージョンはかなりシンプルになりました。
表と裏をリフルして確認しているのが「Goodwin / Jennings Display」です。とても実用的なそして賢いディスプレーだと思います。
前から使いたかったのですが中々いい手順が思いつきませんでした。
ひっくり返す方向ですが客側のフェース面を自分の方に向ける方向でひっくり返しています。逆よりもこちらの方が違和感が少ないように思います。
複数枚で演ることも出来ます。真ん中から分ける時にカウントしているので少し手間取りますが。その場合は下から1、2、3となるように並べると最後に1、2、3の順番で出てきます。
Larry Jennings Thoughts on Cardsに収録されています。
もっと簡単にした作品としてはJohn BannonのLast Man Standingと言うのがあります。
今回ハーフパスで2回カードをひっくり返していますがそちらだとそういう難しいテクニックもいりません。
代わりにテンカイ・オプティカル・ターンノーバー・ムーブと言うのがあります。これは錯覚が強いですがそれでも少し違和感を与えることがあります。
なのでそれを使わなくていいのは今回の利点かなと思います。
Last Man Standingの派生作品4 Faces Northです。
ジョン・バノン カードマジック Dear Mr.Fantasy P165で解説されています。
その他の派生作品ではLet’s Go Dutch by Fritz AlkemadeのJust in Time 2.0と言う作品があります。
これは3枚のカードの数字が今の時刻になっているというものでここでもテンカイターンノーバーを使っています。
この作品のレクチャーノート
この作品のレクチャーノートを作りました。以下から500円でご購入できます。これを覚えるとあなたの武器になりますよ。実際に演じてみたいという方は是非ご購入ください。
その他のトライアンフ作品
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