Dealing With It Season 3 by John Bannon 1

Dealing With It Season 3 by John Bannon レビュー

アメリカの弁護士マジシャン ジョン・バノンのDealing With It 3巻目です。
カードマジックで多少テクニックを使いますが基本簡単なテクニックで効果が大きいマジックのシリーズです。
全2巻はすでにレビューしていますがどちらにもお気に入りのマジックがありました。Season 1 | Season 2

この3巻目ですがさすがはバノンさん、どれも悪くありません。ただ是非ともこれをやりたいと言うのは私はなかったのでそこは残念なところです。
ただいいマジックがたくさんあるので披露するのに少しアイデアが思い浮かぶとやってみようと言うことになると思います。

なのですごいおすすめというわけでは無いですが$20と安いですし買って損はないです。

Dealing With It Season 3 by John Bannon – DVD
Price: $20.00

因みにコロナの影響でアメリカからの船便は49日かかりました。お急ぎの方は日本のショップで買った方が早く見れると思います。

バノンさんはこのシリーズずっと体調悪い感じで元気がないです。ただ最後の2つは少し元気だったかな?もしかしたら以前に撮ってたやつかもしれませんが。
才能ある方なので長生きしてまだまだたくさんいい作品を残して欲しいなと思います。

その他のSeasonレビュー
Season 1 | Season 2

その他のジョン・バノン作品のレビュー

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目次

Miracle Whip

4枚のAが1枚ずつデックのトップに置いたJackの間から出現する。

2枚目のエースが出現すると1枚目のエースと同じです。先ほどのエースをめくるとそれが2枚目のエースです。みたいな。
フラストレーションの様な変わったスイッチを使ってます。まあちょっと変だなとは思いますが簡単でいいのでは。
Miracle Whipで検索したらそう言った名の調味料が出てきました。

評価:まあまあ

Last Call

2つのパケットを配って最初に1つが全てスペードのAで次にもう一つが4Aで最後に最初のがロイヤル・ストレート・フラッシュになる。

ジョグシャフル、ミルクシャフル、フォースリフト、手の上でのメキシカンターンノーバー、1枚ハーフパス

評価:まあまあ

High Five Poker

客に手伝ってもらったにもかかわらず全ての手札が思い通りの手になっている。
25枚だけを使用する。

25枚をスタックする必要がある。
最後に全てコントロールされていたのは凄いですがその代わり途中は数理的と言うか規則正しい動作が多いのが難点。

ポーカーで裏と表を関係なく混ぜちゃうというのが新しいです。

元になった難しいジェームズ ウェイシャッフルを優しくしたということなのかな?
クロンダイクシャッフル

★客のがパケットを配って行き好きなところでストップして残りのパケットをひっくり返して配ったカードの上に置く。これ順番は変わってないんですね!これは使える。
Howard adams deal flap drop cut?

nonfarofaro?
2つのパケットをフェローでなく1枚ずつ交互に重ねていく。

評価:まあまあ良い

Sly Dog

客のカードが4枚の Jackの内ブラックジャック2枚の間から現れると思いきや現れない。2枚はいつの間にか赤いジャックに変わっていてもう片方の2枚のカードがブラックジャックに変わっていてその間から現れる。

元はCameron Francisの作品だそうです。

トップへのコントロールはSeason1のQueenpinsでやっていたチャーリーミラーズコントロールの様なトップコントロールを使っていて解説もしている。

評価:まあまあ良い。

BONUS – Screen Control

一つ前のトップコントロールを別チャプターで解説してます。
名前はウィンドウスクリーンの様なところから来ているそうです。チャーリーミラーコントロールと似てるが重力は使ってないと言ってるのかな?チャーリーは指で引かないで重力でコントロールするカードが落としているってことなのかな?
チャーリーみたいにたわませて他のカードをカスケードはしていない。スプレッド後はたわまさないけどパラパラ落としてはいる。

ブレークの後はブックブレークに移行。

コントロールの後はデックをファンにして見せている。

少ない動作でトップコントロールができるので使えると思います。

評価:良い。

Infinitum

3人の客が思ったカードをカードを先に置いて予言する。
1人目と2人目はメイトカードで3人目は全く違うカード。しかしその数字だけ配ると出てくる。

有名なワンアヘッドプリンシプルで最後だけ変えて簡単にできる様にしたもの。
そのものずばりでなくメイトカード(同じ色で同じ数字のカード)を選ぶ様にしているのもいいところです。
最後も一般の人相手ならば十分な効果を得られそう。
これは万が一、先に置いたのと偶然の一致があるけどもそれに対してのアウトは解説されていない。でも何とか対応できるかな。

評価:まあまあ良い。

Triangulato

客が選んだ数字の4枚のカード3つのパイルの1枚を交換させると全てが一緒に移動、交換される。トリプルトランスポジション。

マルローの少し怪しいスイッチを使います。
難しく無いですがそこをうまくやる必要がある。

評価:まあまあ

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