バイシクルスタンダードとジャンボインデックスとフェニックスとそのラージインデックス ボックス

バイシクルのジャンボインデックスカードとフェニックスのラージインデックスを比較

トランプカードのインデックスが少し大きないカードをご紹介します。

ジャンボ(ラージ)インデックスカードとはプレーイングカード(トランンプ)のインデックス(左上と右下の対角線上にある数字とスーツ(マーク))が通常よりも大きくて遠くからでも見やすくなっているカードです。

有名なバイシクルのジャンボインデックスカードと最近普及しつつあるPhoenixカードのLARGE INDEXという2種類の大きいインデックスのカードがあります。

最近敬老会の仕事が入り普通のカードよりも見やすいこちらのカードを使ってみようと思いました。それがきっかけでこの2つを少し比べてみました。

カードボックス(ケース)の比較

左からレギュラーのフェニックスデック、フェニックスデックのラージインデックス、バイシクルカードのジャンボインデックス、バイシクルのスタンダードです。下の段は色違いの裏側です。

フェニックスのラージインデックスの表にはインデックスがデカイことを示すシールが貼っています。セロハンの上から貼ってあるので剥がすかセロハンを取ればレギュラーと同じマークが現れます。

バイシクルはジャンボインデックスが印刷されています。隣のFREE APPも印刷です。
裏面に印刷されているカードがスタンダードはハートの10でジャンボはダイヤの10で微妙に変えてますね。

テーブル状にリボンスプレッド

テーブル上にリボンスプレッドをしたところです。
1枚目はフェニックスのラージインデックスです。
間隔が狭いところだとインデックスが隠れちゃいます。

2枚目がバイシクルのジャンボインデックス

3枚目はジョンボインデックスとラージインデックスの比較

4枚目の一番上はバイシクルのスタンダード。

ファン

1枚目がジャンボインデックス、2枚目がラージ、3枚目がスタンダードです。

ジャンボはかなり隠れちゃいますね。ラージはジャンボよりかスタンダードに近い感じでしょうか?
スタンダードは流石に認識できる枚数が多いです。

A(エース)とK(キング)Joker(ジョーカー)

1枚目がジャンボ。
インデックスが大きいので中の絵やスーツのサイズがかなり小さいです。
ジャンボの字札はAの様にスタンダードにはない青い囲み線があります。これはない方がいいんじゃないかな?

製造年/週

スタンダードではスペードのAの数字を見ると製造年とその年の何週目かがわかるのですがこれは「5114」とあります。通常左2桁が製造年の下2桁で右2桁が何週目かを表しています。
しかしそれだと51年の14周目となってしまうのでこれは違う様です。
逆に製造週と製造年の順番と考えるとそう読めます。
真実はわかりませんがもしかしたら逆なのかもしれませんね。

追記:1713-Sなら13年17週目製造でいいようです。Sも2013年のことを指しています。このアルファベットは毎年ほぼ順番で順繰りしています。
参照:実はみんな知らないバイシクル3つの秘密

2枚目がラージ

ぱっと見だとスタンダードとの違いがわからないぐらいです。自然に見えます。

3枚目はフェニックスについてくるおまけのカードです。通常のデックについてくるのと同じですね。メモライズのスタックで有名なネモニカとアロンソンの順番が記載しています。

Aと10とKを並べてみる 追加でフェニックスのパーラーデック

バイシクルスタンダードとジャンボインデックスとフェニックスのラージインデックスとパーラーデック

左からバイシクルのスタンダード、バイシクルのジャンボ、フェニックスのラージ最後の少し大きなカードがフェニックスのパーラーサイズです。

使い所

パーラーを除いた3つではジャンボの視認性がかなり高いです。

これなら少し距離があったり目が悪い方でも認識がしやすいと思います。

なのでパーラー以上の会場で使うのに向いてそうです。
例えば敬老会お年寄り向けのマジックショーではジャンボインデックスは向いている様に思います。

フェニックスのラージはそれほど極端には大きくないので着席のテーブルマジックショーなどに向いている様に思います。

普段から使ってもそれほど違和感がないと思います。

ピークするときに私は目が悪いので距離があると見えなかったりするのですがこれだと距離があっても少し暗くっても大丈夫そうです。

ただピークの種類によっては全体が見えずになんのカードか判定ができないということもあるかもしれません。とくにジャンボではその可能性が高いですね。

カードの裁断

マジシャンには気になるカードの裁断方法ですが通常と同じでバイシクルがアントラディッショナル(トラディッショナルではない)でフェニックスはトラディッショナルカットです。

フェローする場合、バイシクルだと下から、フェニックスは上から入れるとすんなりと入ります。

購入金額

フェニックスはCard-Sharkのサイトでダース45.00 US$と送料
12 Phoenix Large Index Decks in Dispenser Box

ペンギンのサイトで1つ$4.75で売ってます。
Phoenix Deck Large Index (Red) by Card-Shark

バイシクルのジャンボインデックスはアメリカのAmazon.comで$15.98+送料です。これは普通のスタンダードと同じ料金。
Bicycle Playing Cards – Jumbo Size – 12 Pack

バイシクルの方がだいぶ安い感じでしょうか?
ショーでは大抵1つのデックを消費します。値段的に考えてもジャンボインデックスは魅力ですね。

因みにAviatorという少し安い種類のジャンボカードをペンギンで見つけました。今度こちらも購入してみたいと思います。

Cards Aviator Jumbo Index Poker Size (Blue) (BLU)
Price: $1.86

結論

バイシクルのジャンボインデックスは安く手に入れれるのが利点です。
インデックスもかなり大きいので広い会場やお年寄り向けなどで使うのに向いています。
欠点は少し大きすぎてファンなどで重ねる場合は逆になんのカードか判定が出来なくなるところです。
もう一つデザインは少し悪くなります。ここは改善して欲しいところです。

フェニックスのラージインデックスはデザインの違和感も少なくテーブルマジックなどクロースアップよりも少し広い場合、パーラー程度までに使い勝手がありそうです。通常使いにしても問題は少ないでしょう。
欠点は値段が少し高いのと売っているショップが限られるので入手のしやすさが悪いところです。

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