asi wind repertoire book

repertoire asi wind 感想、レビュー

アメリカ、ニューヨークのマジシャン、アシ・ウィンド / Asi Windの作品本、repertoireを少し読んだので感想などを書いてみたいと思います。英語の本です。
この方は以前に、Time Is Moneyと言う作品とThree Card Routinesと言うDVDを出していて両方とも持ってます。とてもいい作品でマジック界では話題になりました。
その他にChapter Oneという本とDVDを出してましたがそれはもう売り切れになってます。
それら過去の作品をまとめた本になります。
彼のサイトで$100です。

repertoire book
$100.00Price

まだ半分も読んでないですが読んだら追加しようと思います。

目次

Time Is Money

DVDの単体商品になっている作品です。私は2回演じたことがあります。とても良い作品です。1回はお客さんの腕時計が強く巻かれていてアンダーウォッチを諦めました。その場合のアウトを考えておいたほうが良いですね。
パーラーで出来ます。
本は読んでないです。

評価:良い

A.W.A.C.A.A.N.

お客さんにカードと1〜52の間の番号を指定してもらう。カードケースからデック取り出して配っていくとその番号目のカードが客のカード。

メモライズドデックを使う。
不可能性の高い作品です。ボックスに少しだけ細工します。
私は実演してませんが結構難しいと思います。
Three Card Routines by Asi Windでこれを見ました。タイトルにWが増えてますが変わってないんじゃないかな。ただ本は読んでないので少し違っているのかもしれません。

https://youtu.be/M3eMU9634QE

評価:まあまあ

out of the blue

客の言ったカードだけがデックの中でバックの色が違う。

A.W.A.C.A.A.N.のシフトを使ってカードの並びを入れ替えます。
メモライズドデックとケースに少し細工と色違いのカード1枚とワックス。
客の言ったカードは手渡しできない。他は可。

評価:イマイチかな。

a coin trick

2人の客がそれぞれデックからカットしたところのカードを覚えて元に戻す。予言を見るとそれぞれ何枚目にカードが有るかが書いてありそれが当たる。

2箇所にクリンプ。
このコイントリックというのは予言の1つのやり方で西暦を使う。日本のコインは西暦表示じゃないのでそのままでは出来ない。
種は数学の原理を使っていてこれを知ってからもなぜこうなるのか簡単には理解できない。なのでお客さんは全くわからないでしょう。
ただカットして戻して予言見てと言う感じで面白みはないので予言にコインの西暦を使ったり、時刻を使ったりしています。

評価:まあまあ
良いんですけどもう一捻りできないものか考えてしまいます。

Double Exposure

Three Card Routinesの中で見ました。本は読んでないです。
表と裏で混ぜて混ざっているのがわかるようにファンにして写真を撮ります。
おまじない後に広げるとお客さんのカードだけ表向きで表れます。
写真を見ると同じくお客さんのカードだけが表向きになってます。

とても良い作品です。カルを使います。怪しくないように演るにはそれなりに技術が必要です。本では新しいハンドリングも載っているようです。
評価:とても良い

S.A.C.A.A.N.

A.W.A.C.A.A.N.のシフトを使うようだったので飛ばした。

somebody stop me

客がカードを配っていきマジシャンが見ないでストップと言ったところのカードが客のカード。マジシャンはカードに触らずに客のカードの場所がわかってしまう。

客はデックの上から半分より少ないパケットを取ってシャフルして一番上のカードを覚える。残りのカードから半分ぐらい取って覚えたカードの上に重ねる。残ったカードは隠す。ここまではマジシャンは全く見なくても大丈夫。
次に客がカードを配っていき全部配り終える。
そしてもう一度配る時にマジシャンは見ないでストップと言う。

距離のあるキーカードを使うが少し離れた所から見て識別できるように細工が必要。
客が覚えたカードの上にパケットを乗せるがそれをカットしたりは出来ない。
カード半分ほどを2度配る必要がある。
見ないでもストップが出来るとあるがこれは必ず出来るとは言えない。
部屋が暗めだったり目が悪い人には向かない。
細工の出来によっては客にバレる。

評価:
マジシャンがカードを触らないというのはいいんだけど、凄いと思わせるのはそれなりに難しいかも。
あまり良くない。

catch 23

5枚の封筒を4人の客に選んでもらう。残りの1つには小切手が入っていて金額が4人の並びの数字と同じである。
それぞれ封筒を開けると紙が出てきてメガネを掛けてる、ひげをはやしてる、女性、その人の名前が書いてある。

ネイルライターと言うのですかね?それで結構書きます。普段やらない人だと難しいかもしれませんね。客の名前は事前に調べる必要があります。
小切手のところが一番難しいので飛ばしても良いかもしれません。予言は色々とアレンジできます。
私が本を購入したときには無かったこのDVDが購入すると付いてるみたいです。

評価:良い。

トレーラー

https://www.youtube.com/watch?v=qGyUsMg1xr8

他のマジシャンの演技

lazy seconds force

セカンドディールを1枚ずつ配るのではなく複数枚を配ります。こちらの方が普通のより簡単かもしれません。

評価:まあまあ


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