カードマジックの中にはカードの並びを特定の順番にセットして不思議な現象を起こすものがあります。
そう言ったカードの順番をセットしたデックのことをスタックドデック(スタックデック)と言い、順番に組む(並べる)ことをスタックを組むといいます。
有名なのだとサイ･ステビンス･システムなどがあります。これは規則正しく並んでいるのが特徴です。表の並びをよく見ると規則正しく並んでいることがわかります。
それとは違い規則性が無かったり規則性があまりに複雑で見てすぐにわからないようになっているスタックもあります。
その場合並びはバラバラだったり、ほぼバラバラだったりしますので順番は暗記しなければなりません。
その様にスタックドデック(スタックデック)の中でも暗記が必要なものを｢メモライズドデック｣(Memorized Deck)と呼びます。
有名なのだとタマリッツのネモニカやアロンソンのアロンソンスタックなどがあります。
どのメモライズドデックのシステムであっても順番を覚える必要があります。
これは覚えるまでに結構時間が掛かるわけですが覚えて終わりでなく実践で使うにはカードからすぐにデックの何枚目にあるのかを即座に答えれるようにする必要があります。
一度完璧になったとしても時間の経過とともに忘れてきたり時間がかかるようになってしまいます。
それを防いだり実践の前の練習､訓練をするのに良いアプリがあったので紹介致します。
おすすめの乱数生成アプリ
Random tools
こちらはRandom toolsという乱数を生成することの出来るアプリの一つです。
こういった乱数生成アプリは沢山あるので何種類もダウンロードして試してみました。
ポイントは
- 1から52の数字の乱数生成が出来ること。
- 1から52の数字の設定が簡単でなおかつ毎回入力しないでいいこと。
- 乱数生成するボタンが大きいこと
- トランプカードの乱数生成があること。
- 広告がうざくないこと。
- 出来たら無料。
などです。
数字の乱数は基本どの乱数アプリにも付いていますが数字や生成ボタンが小さいものがあったりしました。一番いいのは画面のどこを触っても次の乱数が生成されるものです。
また毎回立ち上げるたんびに1から52を入力するのは大変です。完全に記憶をしているのは少なかったですがある程度の期間は記憶しているのはいくつかありました。
しばらく乱数を生成していると広告がしばらく出てくるものも多くあります。たいてい有料版があって課金をすると広告が消えます。
数字の乱数生成に関しては少ないですが条件にあったものがありました。
しかしトランプのカードが生成されるものは多くなかったです。
その中でこのアプリは唯一ほぼすべての条件をクリアーしていました。
とても使いやすいです。
トランプカードの生成
①下のバーからトランプを選択します。
②カードのバックをタップするとカードがめくれて出てきます。
③好きなところをタップするとそのカードは下に移動して裏向きのカードが出てくるので再度タップすると次のカードがめくれます。
④これを52枚無くなるまで繰り返せます。
練習方法
スタックを組んだデックを用意します。
ボタンを押して生成されたカードを見て何番目にあるかの数字に置き換えます。
次にエスティメーションとグリンプスで目的のカードを探してトップまたはボトムにコントロールします。
これをすぐに出来るようになるまで何度も繰り返します。
数字の生成
①下のバーの数字を選択。
②MinとMaxに数字を入力。Minに1をMaxに52を入れる。
③数字の重複を避けるためには上のNo repeatsにチェックを入れる
④Randomボタンを押すと乱数が生成される。
⑤すべての乱数が生成されるまで繰り返される。
練習方法
スタックを組んだデックを用意します。
ボタンを押して乱数を生成します。
生成した数字の枚数目のカードを思います。
エスティメーションとグリンプスでそのカードを探します。
なるべく一発でそのカードを探せるように練習します。
有料版
SettingのところからUnlock Premium Versionというのが$1.99(240円)です。
気に入ったので購入しました。
違いは広告の有無で特に設定が増えたりとかはなかったです。
しばらくは無料版でいいと思いますが長く使うのであれば支援もかねて購入するのをおすすめします。
広告がなくなって少しスッキリしました。
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